刈り込み管理実験
弊社では芝桜をポットの他にマットでも販売(現在は受注生産)しております。マットはそのまま地面に置いていくので施行が短時間で済みます。隙間無く置いていくと雑草が生えて来るのを抑え、密度のある開花を簡単に楽しめます。
寸法 250 ×250mm
裏返した状態
花が終了後 刈り込みをしてみました。
では、このシバザクラマットを使用しての弊社看板下での「刈り込み」成育実験を実施しました。芝桜管理の参考になると思います。
看板下にはもともとオタフクナンテンが植栽されていましたが、今回の実験のために全部抜き整地しました。(平成22年4月17日)
午前11時38分に作業を始めました。マット栽培された「オータムローズ」をどんどん置いていきます。作業人員は1名、単独作業です。
植栽完了! この時の時間 午後12時35分。わずか1時間ちょっとの作業です!マットならではの簡単作業です。ちょっと開花が進んでいるので、本当ならもうすこし早く植栽するべきです。(4月17日)
満開!ついでに看板もリニューアル。4月28日 満開を迎えました!5月中頃まで楽しむことができました。(※ここは西向きで午後しか日が当たりません。その関係で開花が遅くなった物と思われます。)
いつまでも綺麗と言うわけではないので、開花を楽しませてくれたお礼に刈り込み管理をします。こうやって管理する事で、来年また綺麗な開花を演じてくれます。
そして翌年!(平成23年4月)昨年の管理から1年が経過しました。どうですか?正真正銘、1年後の写真です。
さらに、雑草が生えにくい!管理段階で多少の除草作業はあるものの、この通りです。やはりマットをそのまま地面に置く為、雑草の生える余地を物理的に無くしてしますわけですね。
5月後半、開花終了。今年も楽しませてくれました。開花終了に伴い、また刈り込み管理。
さっぱりと刈込みをします。
その年の秋には、こんな感じになります!(平成23年9月12日撮影)。また来年の春が楽しみですね。
平成24年の開花!(平成24年4月撮影)
平成24年 終盤の開花状況。
開花終了後、またカットします。今年は大胆に! カット時期の判らない方がこんなに大胆にカットは、絶対にしてはいけません。これは試験を兼ねています。このタイミングのカットなら、綺麗に新しく再生させる自信があるから出来るのです。(※絶対にマネしないでください。枯れます。)
そして、その後。それぞれ、ある程度新しい芽が吹いてきました。今回は激しくカットしたので、多少のムラがでています。
24年夏。
25年4月10日、一分咲きです。
平成25年4月25日 満開!!
今年も無事に満開を迎えました。どうですか?平成22年の開花から始まり、4年が経過しました。今年は4回目の開花です。全く衰えることなく開花しました。これは、管理方法が良いからなのです。徹底した管理!それがこの結果です。「小スペースだから出来たのだろう」…そんな声も聞こえてきそうです、確かにそうなんです。でもね、面積が増えれば人を増やすだけの事なんですよ。毎年、お客様に『綺麗だ!』と言っていただく為には、それ相当の努力は必要なんです。